現場ファイル
Works
超高耐候超低汚染の無機系塗料使用 愛情と職人魂を込めてメンテナンス
オネスト塗り~んサービス
物件データ
建物種別 |
戸建て |
場所 |
佐倉市 |
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築年数 |
― |
工期 |
4週間 |
施工費用 |
200万円 |
担当者 |
蜂谷 正雄 |
経年劣化の傷み・破損箇所を徹底確認!外装メンテナンスはここからスタート
足場設置後にまず行うのは、建物全体のチェックです。
普段足場がないと目に見えない部分の外壁・屋根、そして幕板などの付帯部分まで、腐食等がないか、くまなく確認します。
経年劣化での傷みや破損は外皮としての機能に影響を及ぼすので、きちんと処置することが大事です。
部分交換や板金補修など現在の状態に適した処置を行ってから、塗装工程に入ります。
施工内容の紹介
塗装の要!密着強化剤
外壁やその他付帯部の欠損部補修などの下地処理を行った後は、密着強化剤の塗布に入ります。
仕上げ塗料を施工する前の塗装の中で最も大事な工程で、旧外壁にこれから新たに塗装していく塗料との密着性を高める作業になります。
仕上げ塗料の性能を最大に!
密着強化シーラー後は、仕上げ塗料を中塗り・上塗りとに分けて塗装していきます。塗料の選択はポイントの1つで、シリコン・フッ素・無機質塗料・ラジカル制御型塗料と様々な種類があり、どの塗料で施工するかが重要なんです。そして、選んだ塗料の性能を最大限に出すべく、現状の外壁の状態・乾燥時間・塗膜厚など十分に見極めながら施工します。現調時にプロの目で外壁の状態を確認して状況に合った塗料をご提案します。
屋根も状態の見極めと下地処理が大事!
屋根も外壁同様、下地処理が大事です。
見た目にはわからなくても、部材自体が雨水により傷んでいたり、コケ・藻・青カビが発生していたり。それらをしっかり除去し対処してから施工することで、塗装の耐久性に差が出ます。
密着強化シーラー後の中塗り
下地処理後に密着強化シーラー(白いところです)をしっかり塗ります。
そして外壁同様仕上げ材で2回塗装を行います。
屋根塗料もシリコン・ラジカル・遮熱などの種類があり、こちらのお宅は遮熱塗料を使用しています。
仕上げ塗りを終えたところです
3回目の塗装が完了したツヤッツヤの屋根です!
ところで外壁~屋根まで、各工程と日付が記載されたボードが写真に写っています。これは、塗装工事は高所作業のためお客様が直に目にできない工事です。きちんと施工されているのかしら。。。などご不安に思われないよう、オネストでは塗装の各工程ごとに都度撮影記録します。
付帯部は旧塗膜を剥がします
幕板などの付帯部の場合、ケレン工事を行います。ケレンというのは旧塗膜を剥がすことをいい、これが仕上がりに影響する要の作業となります。
その後、外壁や屋根の時とは違う下塗り剤を塗るのですが、こちらも各種あり、下地材によって適材適所のものを選びます。
基本的には、下塗り2液型プライマーを塗布した後に、2液型シリコン塗料で仕上げていきます。
付帯部の部材に合わせた塗料、例えば木部は…
幕板などの付帯部とよばれる個所の部材は、木製・鉄製・石膏製など色々な種類があり、状態と合わせて最適な塗料を選択して施工します。軒天・破風板、そしてこちらの車庫天井には、防腐・防カビ・防虫効果がある昔から高く評価されている「キシラデコール」を使用しました。塗膜を作らず通気性を保ち木材を長く保護してくれる優れもので、新国立競技場にも使われているそうです。
POINT
今回使用した日本ペイントさんの『パーフェクトセラミックトップG』(外壁)と『サーモアイSi』(屋根)。無機質塗料のセラミックトップGは、非常に性能が高く、塗料剤に無機質(石・ガラス・貝殻の粉体)を主成分としています。紫外線等の外的要因に強く耐久性のあるパワフルな塗料です。無機質塗料を塗る最大のメリットは、耐久性が非常に高く、耐用年数が長いこと。何度も塗り替えをしたくない方におすすめの塗料です。
建物 |
戸建 |
目的・こだわり |
断熱・省エネ |
セグメント |
外壁・屋根 |
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費用 |
~200万円 |