現場ファイル
Works
思いやりを育む家 -未来へつなぐ築50年古民家の平屋リノベーション-
LIXIL秋のリフォームコンテスト2018 ストーリー賞『最優秀賞』受賞
物件データ
建物種別 |
戸建 |
場所 |
千葉市花見川区 |
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築年数 |
50年 |
工期 |
3ヶ月 |
施工費用 |
1,400万円 |
担当者 |
蜂谷 正雄 ・ 富澤 道子 |
施工内容の紹介
寒さを感じやすかった空間を、床暖房で温熱環境改善
周囲を建具に囲まれた昔ながらの平屋和風住宅。
間仕切りを撤去し大空間に。落ち着きと新しさを融合させた和空間に仕上げました。
また、築50年の断熱仕様ではなかった空間を、既存のしつらいを損ねない床暖房で快適に過ごしていただけるよう改善。
実は工事中の猛暑の時期に、お孫さん夫婦に待望のコウノトリがやってきました。初めて体験する冬を懸念されていたとのことで、今回のリノベーションで環境改善したことで暖かく快適に過ごせていると嬉しいお声をいただきました。
動線改善したキッチンエリア
施工前のI型キッチンは幅が広く、横移動の回数が多いことが気になっていました。
その点を考慮しつつ、使い勝手・収納力、デザイン性で選んだのが、こちらのLIXIL「リシェルSI」の対面型キッチン。IHコンロと、キッチンツールが丸々しまえる収納で、キッチンまわりが雑多にならずスマートにお使いいただけます。熱やキズにも強いセラミックトップもおススメポイントです。
将来を見据えたバリアフリー
昔ながらの寒くて手狭な水まわり。一人立つのが精一杯の洗面室や間口の狭いトイレなど、使い勝手の改善が必要な空間でした。
思い切った間仕切り撤去によって、トイレ、洗面室、浴室を一つの大きなサニタリーエリアとして再配置。大開口間仕切り建具にすることで、ゆとりの介助スペースを実現しました。窓を断熱仕様にするなど、ヒートショック防止を考慮した、安心空間となっています。
安心設計のバスルーム
手摺もなく、床も滑りやすいタイルで転倒の懸念があった浴室。床段差があり、浴槽も深いため、高齢者には厳しいものでした。
今回ユニットバスにすることで、バリアフリー仕様の安心設計のバスルームを実現。
LIXIL「スパージュ」に、サポートパックとベンチカウンターを併せて設置。さらに、窓は内窓『インプラス/複層ガラス』にして断熱にも考慮しました。
POINT
天井が高いため、煙突状になってしまうフードを、梁を造作してバランスをとりました。
こちらのキッチン、奥様が”ここに立っているイメージ”でご主人と選ばれたもの。
以前に気に入って購入したカウンターチェアがとてもしっくり合っています。
建物 |
戸建 |
目的・こだわり |
リノベーション断熱・省エネバリアフリー・住環境動線改善機能充実デザイン |
セグメント |
リビング水まわり |
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費用 |
1000万円以上 |